肌の砂漠化を防ごう!

乾燥が起こす肌トラブル

乾燥はお肌のコンディションの天敵

女性の天敵ともいえる乾燥肌。
肌がカサついて化粧ノリが悪くなったり、目尻や口元の小ジワができるなど、さまざまな肌トラブルを引き起こします。

乾燥肌になる原因や、乾燥が起こす肌トラブルを防ぐ方法を知り、潤いのある健やかな肌を目指しましょう。

目次

乾燥肌になる原因

角質のバリア機能

乾燥肌とは、表皮の一番上にある角質層の水分が減少している状態を指します。

私たちの肌は健やかな状態であれば、角質層が「バリア機能」の役目を果たし、肌の水分を保って蒸発を防いでくれます。

しかし、生活習慣の乱れや加齢、紫外線、間違ったスキンケアなど、さまざまな要因からバリア機能が損なわれると、角質層から水分が逃げてしまい、乾燥肌の状態になってしまいます。

乾燥が起こす肌トラブル

乾燥が起こす肌トラブルとは

インナードライによる肌荒れ

乾燥により肌のバリア機能が低下すると、皮膚内の水分蒸発を防ぐために皮脂の分泌量が増えます。
肌表面はベタついているのに、肌の内部が乾燥している状態を「インナードライ(隠れ乾燥肌)」と呼びます。

インナードライによって皮脂が過剰分泌されると、毛穴の開きやニキビといった肌荒れの原因となります。

シワ

角質層の水分量が減少すると、肌表面がカサつき、目尻や口元などに乾燥ジワができます。
小ジワの段階で保湿を怠ると、シワが深く刻まれ、大きなシワになってしまう可能性が高まります。

シミ・ニキビ跡などの色素沈着

バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激を受けやすい状態です。
この状態で紫外線を浴びると、炎症が起こり、肌を守ろうとメラニン色素が過剰に生成されます。
その結果、肌表面に色素沈着が起こり、シミやニキビ跡が残りやすくなります。

乾燥による肌トラブルを防ぐ方法

乾燥によるお肌のトラブルの防止策

食生活を見直す

肌と食事には密接な関係があります。
乾燥を防ぐためにも、身体の内側から肌を変えていきましょう。

とくに、肌の細胞の原料となるタンパク質、肌の乾燥を内側から防いでくれる必須脂肪酸、ターンオーバー(新陳代謝)を促すビタミンB群や肌に潤いを与えるビタミンAなど、バリア機能の維持に欠かせない栄養素を積極的に摂取していきましょう。

スキンケア、メイクを見直す

間違ったスキンケアは、乾燥を悪化させる原因になります。

たとえば、皮脂が気になって一日に何度も洗顔したり、熱いお湯でゴシゴシこすったりすると、必要な皮脂まで取り除かれてしまい、かえって乾燥が進んでしまいます。

洗顔の際は柔らかい泡で優しくなでるように洗い、水分を逃さないうちに化粧水や美容液で速やかに保湿しましょう。

肌に合わないメイク道具も、乾燥による肌トラブルを引き起こす原因となります。

とくに、脂を吸収する力が強いパウダーファンデーションを使っていると、かえって乾燥が悪化する場合があります。

乾燥が気になるときは、水分が多く含まれるリキッドタイプや、肌に密着しやすいクリームタイプのファンデーションなどを選ぶのがおすすめです。

紫外線対策を徹底する

乾燥によってバリア機能が低下した肌は、紫外線の影響を受けやすくなっています。

外出する際は必ず日やけ止めを塗るほか、帽子や日傘を利用し、直射日光が直接当たらないよう心がけましょう。

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