内側から肌を変えよう
なかなか治らない肌荒れや乾燥肌。
その原因は、もしかすると偏った食生活にあるかもしれません。
私たちの身体は日々の食事によってつくられています。
もちろん肌の状態も食事と密接な関係があり、健やかな肌を保つには、日頃から口にする物に気を配る必要があります。
肌荒れや乾燥肌を防ぐために積極的に摂取したほうがいい食品、また控えたほうがいい食品を知り、内側から肌を変えていきましょう。
健やかな肌を保つには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。下記の栄養素を中心とした、バランスのよい食事を心がけましょう。
肌の細胞の原料となる重要な栄養素です。
ターンオーバーの活性化に欠かせない栄養素のため、不足すると肌の水分保持力が低下し、乾燥肌の原因となります。
毎食タンパク質が含まれるおかずを1〜2品摂り入れるのが理想的ですが、忙しいときは、納豆やヨーグルトで手軽に摂取するのがおすすめです。
| タンパク質が豊富な食品 | …… | 肉、魚介類、大豆製品、卵、乳製品 など |
|---|
ビタミンが不足すると、ニキビや乾燥といった肌トラブルが起きやすくなります。
なかでも、肌のターンオーバー（新陳代謝）を促すビタミンB群、コラーゲンの生成を促すビタミンC、肌や粘膜に潤いを与えるビタミンA、抗酸化作用をもつビタミンEは、健やかな肌を保つには欠かせない栄養素です。
ビタミンが含まれる食材を積極的に摂取していきましょう。
| ビタミンB群が豊富な食品 | …… | かつお、うなぎ、レバー、あさり、ほうれん草 など |
|---|---|---|
| ビタミンCが豊富な食品 | …… | パプリカ、ブロッコリー、小松菜、キウイ、イチゴなど |
| ビタミンAが豊富な食品 | …… | レバー、小松菜、ほうれん草、かぼちゃ など |
| ビタミンEが豊富な食品 | …… | アーモンド、アボカド、豆乳、いわし など |
肌の細胞膜をつくるのに欠かせない必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、肌の乾燥を内側から防いでくれる栄養素です。
必須脂肪酸は体内でつくり出すことができないため、必ず食品から摂取する必要があります。
マグロやいわし、サンマといった青魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸は、現代人に不足しがちな栄養素だと言われています。
魚を食べる習慣がない人は、アマニ油やエゴマ油からオメガ3脂肪酸を摂取するのがおすすめです。
一方、オメガ6脂肪酸はさまざまな食品に含まれているため、過剰摂取にならないよう心がけましょう。
| オメガ3脂肪酸が豊富な食品 | …… | 青魚、アマニ油、エゴマ油、くるみ など |
|---|---|---|
| オメガ6脂肪酸が豊富な食品 | …… | 大豆油、ごま油、くるみ、卵黄、レバー など |
健やかな肌を保つには、肌に良い食品を摂るだけでなく、肌荒れを引き起こしやすい食品を控える必要があります。
とくに、脂質や糖質を多く含む食品や、カフェインや香辛料などを多く含む食品を食べ過ぎると、皮脂の過剰分泌を招き、ニキビをはじめとする肌荒れを引き起こす可能性があります。
とはいえ、我慢のしすぎもストレスの元となります。必要な栄養素をきちんと摂ったうえで、嗜好品を摂り過ぎないような食生活を心がけていきましょう。
agora（アゴラ）は美容を知り尽くした専門家がお肌に本当に必要なものを考えて作られたスキンケアシリーズです。
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