ニキビが繰り返しできる、乾燥肌がなかなか治らない……これらの肌トラブルは、もしかしたらストレスが原因で引き起こされているのかもしれません。
ここでは、ストレスがお肌に与える影響や、ストレスへの対処法についてご紹介します。
ストレスとは、何らかの刺激(ストレッサー)によって心身に生じる歪みのことです。
ストレッサーには、寒暖の変化や騒音、人間関係や過程の問題といった「外的ストレッサー」と、緊張や不安、疲労や睡眠不足といった「内的ストレッサー」があります。
私たちは外からも内からもさまざまな刺激や影響を受けており、ストレスとは切っても切れない生活を送っているのです。
ストレスというと悪いものだと思われがちですが、適度なストレスは脳の活性化に役立つといわれています。
ただし、過剰なストレスは心身の不調を招く恐れがあるため、ストレスと上手に付き合っていく必要があります。
人はストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になります。
すると、体内で交感神経をコントロールする副腎が疲労を起こし、男性ホルモンの増加や免疫低下、抹消血管の収縮による血行不良などが引き起こされます。
その結果、すこやかなお肌を保つバランスが乱れ、肌あれやニキビ、くすみ、乾燥肌、皮脂の過剰分泌といった肌トラブルが起きやすくなるのです。
ストレスが原因で肌トラブルが起きている場合は、根本の原因であるストレスを溜め込まないのが一番です。
自分に合った方法でストレスを解消していきましょう。
不規則な生活を送っていたり、ハードワークなどで心身ともに疲れていたりする場合は、まずはゆっくり休むことが大切です。
充分な睡眠や栄養バランスの良い食事をとって自律神経を整え、肌のターンオーバーを整えていきましょう。
適度な運動は、血行不良やストレス解消につながります。
普段運動する習慣がない人は、ヨガや散歩、軽いジョギングなど、日常のなかで気軽に取り入れられそうな有酸素運動を15分やってみましょう。
有酸素運動を継続していると、ストレスを感じにくくなるといわれています。
ストレスを解消するには、1日のなかでリラックスする時間をもつことも大事です。
入浴やアロマテラピー、音楽を聴く、絵を描く、友だちと話すなど、自分に合った方法で緊張をほぐしていきましょう。
ストレスで肌トラブルが起きている場合、肌の潤いを保つバリア機能も低下しています。
バリア機能が低下した肌は外部からの刺激に弱い状態になっているため、スキンケア用品は自分に合ったものを選び、油分と水分のバランスを整えるためにしっかりと保湿していきましょう。
agora(アゴラ)は美容を知り尽くした専門家がお肌に本当に必要なものを考えて作られたスキンケアシリーズです。
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