寒暖差が激しい季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期です。体調だけでなく、肌のカサつきやかゆみ、ヒリヒリといった肌トラブルに悩まされるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、季節の変わり目に起こりやすいゆらぎ肌の原因や対策についてご紹介します。
目次
ゆらぎ肌とは、気候の変化やストレスなどが原因で肌のバリア機能が低下し、異物や外的刺激に対して肌が敏感になっている状態のことです。
具体的に、肌が急にカサついたり、ヒリヒリしてかゆみや赤みが出たりするといった症状として現れます。
ゆらぎ肌は、気候の変化や寒暖差が激しい季節の変わり目に起こりやすいです。とくに、気温差が激しく、紫外線の量や花粉の飛散量が増える春は外部からの刺激を受けやすいため、急激な外的環境の変化に肌がついていけず、ゆらぎ肌になりやすい季節だといえます。
偏った食生活や睡眠不足によって自律神経が乱れると、血行が悪くなり、乾燥をはじめとする肌トラブルを引き起こしやすくなります。
過度なストレスも自律神経のバランスを乱す原因となり、肌に悪影響を及ぼします。ゆらぎ肌もそのひとつです。
女性は生理前になると、自律神経を整える作用がある卵胞ホルモンが減り、男性ホルモンと似た性質をもつ黄体ホルモンが多くなるため、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
その結果、肌の状態が不安定になり、肌荒れやニキビといった肌トラブルを引き起こしやすくなります。
乾燥や強い日差しといった外部からの刺激は、ゆらぎ肌を引き起こす原因のひとつです。季節や天気を問わず、日中に外出する際は必ず日やけ止めを塗るほか、日傘や帽子を利用して直射日光が当たらないようにするなど、紫外線対策を怠らないようにしましょう。
健康な肌を保つには、質の良い食事と睡眠が欠かせません。肌のターンオーバーを整える効果があるといわれるビタミンAやB群を含む栄養バランスのとれた食事とともに、十分な睡眠をとり、身体の内側から肌の免疫力を高めていきましょう。
肌と心は密接につながっているため、過度なストレスは肌の不調を招く原因になります。適度な運動でストレスを発散したり、十分な休息をとったりすることで、ストレスをためこまないよう心がけましょう。
また、生理前は黄体ホルモンの影響で、頭痛や眠気が襲ってくるといった月経前症候群(PMS)が起きやすい時期なので、いつも以上に休息をとることをおすすめします。
ゆらぎ肌になってしまったら、保湿重視のスキンケアを心がけましょう。とくに肌が乾燥しているときは、朝はお湯のみで洗うなど、洗いすぎないことをおすすめします。
洗顔後は化粧水や美容液でしっかりと保湿し、肌のバリア機能を高めていきましょう。
agora(アゴラ)は美容を知り尽くした専門家がお肌に本当に必要なものを考えて作られたスキンケアシリーズです。
「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「美容液」という4つのステップで、肌の代謝力を引き上げ、なめらかな透明美肌をめざします。
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